え!こんなものまで!?今すぐ消したほうが良い5つのアプリと改善策

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スマートフォンは実はインストールされているほぼ9割のアプリによって、ストレージ容量を圧迫するだけではなく、スマホの性能やバッテリー寿命に影響を与えます。
アプリの中には素晴らしい機能を持ったものもありますがそれらは私たちには良くてもスマートフォンには本当によいのか。今回は今すぐ消したほうが良い5つのアプリとその改善策をご紹介します。

1,セキュリティアプリ

Google PlayやApple Storeはあなたがアプリを使うためにインストールする前に自動的にマルウェアスキャンをする機能があります。
自動的に行われるマルウェアスキャンはとても高性能で、その機能のレベルは入手できるセキュリティアプリのレベルよりもはるかに上です。
そのマルウェアスキャンに通過したアプリは安全性がとても高い為、通常はセキュリティアプリは必要ありません。

またセキュリティアプリは通常のアプリ(ゲームやシュミレーター以外のオフィスアプリなど)に比べてバッテリー消費のスピードが早いため、もしインストールしていればアンインストールをすることによってバッテリーの持ちはよくなるでしょう。

ではどんなときにセキュリティソフトを使うのか。
メーカーからAndroidやiOSのアップデートを提供されなくなったスマートフォンやGoogle PlayやApple Store以外からAPKなどをダウンロードしてインストールする場合(これを外部アプリと言う)は、この場合はマルウェアスキャンができないのでこの方法を多く利用する場合はセキュリティアプリはあるとより安全で便利です。

2,不要なファイルをクリーニングするアプリ

このタイプのアプリはAndroidを使用している方がiOSに比べて倍近く利用しているそうです。Androidで代表のクリーニングアプリといえば、Clean Masterではないでしょうか。
クリーニングアプリはスマートフォンの容量不足解消やパフォーマンスを向上させてくれます。

日々スマートフォンを利用していると自動的にキャッシュというデータや設定データが溜まっていきます。
そのデータは初期では最高のパフォーマンスを引き出してくれますが時間経過とともにアプリの誤作動や不都合を起こすことがあります。

その問題を解消するためにもクリーニングアプリを使いますが実は手動で不要データを消去することができます。
[設定]>[ストレージとUSB]>[キャッシュデータ]をタップし、キャッシュデータを消去することができます。

また、キャッシュというデータはアプリごとに削除することができます。その手順は、[設定]>[アプリ]>キャッシュを削除したい[アプリ]>[ストレージ]>[キャッシュを消去]>をタップすることでキャッシュを削除できます。

では手動を自動でクリーニングするアプリのどこが悪いのか。クリーニングするアプリというのは大抵、あなたが意識せずとも自動的にアプリが起動し自動的にクリーニングを行ってくれます。つまり自動的にクリーニングを行うということはスマートフォンにはかなりの負荷がかかる上、バッテリーの消費を速めます。そのため今回の記事では消したほうが良いアプリの一つとして紹介されました。

3,メモリーを開放するアプリ

スマートフォンを長く使用していると動作が重くなったり、バッテリーの異常消費をすることがあります。そうなってくると電池寿命やスマートフォン本体に負荷をかけ故障率を上昇させます。これらの問題を解消する手段として手軽な方法がメモリー、もしくはRAMを開放することです。

メモリーを開放するアプリはスマートフォンの裏(バックグラウンド)で実行しているアプリを強制的に終了させる為、終了させている間はあなたのスマートフォンの動作を不安定にする可能性があります。またメモリーを開放するアプリの大半は自動でバックグラウンドで実行し続けるため、あなたのスマートフォンにインストールしてもあまり効果がないこともあります。これによってメモリ開放はそれほどおすすめをしません。

また最新のAndroidはメモリーの使用料を自動的に管理をし、いつ実行するかを判断しているため、メモリーを開放するアプリは必要ありません。しかし古いAndroidはメモリーを開放する機能がない為、もしくは機能が貧しい為、新しいAndroidバージョンにアップデートするか新しいスマートフォンに変更する必要があります。

4,電池の消費を抑えるアプリ・節約するアプリ

電池の消費を抑えるアプリはスマートフォンでの世界レベルで問題となっているバッテリー(電池)の消費を解決してくれます。

しかし、電池の消費を抑えるアプリはメモリーを開放するアプリと同様にスマートフォンへ負担をかけるおそれが高い可能性があるアプリです。そして電池の消費を抑えるアプリを使用し効果があったという情報はまったくありません。少なくとも一日ハードに使う人は電池の消費を抑えるアプリを使用しても1日に一回は充電するのではないでしょうか。

実際にバッテリーの消費を抑えるには、オペレーティングシステムと実行中のアプリから使用されるエネルギーを抑える必要があります。しかしAndroidは最高権限のROOTなしではエネルギーを制御することができません。そのためせいぜい簡単な機能の停止(bluetoothやWifi、GPSなど)することしかできません。これらは実は手動で停止することができます。やり方は[設定]>停止したい機能(wifiやbluetooth)を選ぶ>オフにすることで停止できます。

電池の消費を抑えるアプリはバックグランドでも実行されるので電池の消費を抑えるどころが逆に増加することがあります。また最近のAndroidは自動的に節電する機能がある為、今回のアプリはそれほど必要がありません。

では、より効果的なバッテリーの節約をしたいのであればAndroidの最高権限ROOTを取得し演算器CPUのレベルを制御することです。この方法はメーカーによる保証が無くなるため自己責任で行ってください。

5,メーカーのアプリ、使用していないアプリ

スマートフォンを初めてメーカーや販売店から購入したときに多くの場合メーカー製のアプリや販売店のアプリがインストールされています。セキュリティソフトやゲーム、オフィスアプリなど色々なアプリがインストールされることがありますが多くのメーカーはスマートフォンの純粋なアプリ、必要最低限のアプリ以外に無駄なアプリをインストールされます。

この無駄なアプリはストレージを占領し、最悪の場合バッテリーの寿命や動作の不安定を引き起こし、アンインストールすることができないこともあります。

メーカー製のアプリや使用していないアプリは今すぐ削除することをおすすめします。しかし中にはアンインストールすることができないものもありますが多くの場合は無効化にすることができます。
無効化の方法は[設定]>[アプリ]>[アンインストールできないアプリの選択をする]>[無効]をタップすることで無効にすることができます。しかし使わないアプリにも関わらずバックグラウンドで自動的に実行し、アンインストールや無効にさえできない迷惑なアプリもあります。この場合はAndroidの最高権限ROOTを取得し強制アンインストールするか諦めるしかありません。

このメーカーのアプリを購入するときに回避するための解決策はあります。
その方法は現在私が知っている情報ではAndroidの場合はNexusシリーズのスマートフォン、Pixelシリーズのスマートフォン、iOSは直接のApple販売店から購入すると良いでしょう。
これらのシリーズのスマートフォンは最低限のアプリのみインストールされています。

またこれは未確認情報ですがメーカーに直接「メーカー製のアプリが入っていないスマホを購入することができないか」とお問い合わせをしそこから購入することができることもあるそうです。

使用していないアプリは使用していなくても自動的にバックグラウンドで実行しバッテリーの消費を促進する可能性があります。そのため今すぐアプリを削除をすることを検討する必要があります。
使用していないアプリでバックグランドで実行しているアプリを特定するには設定>バッテリー(もしくは電池)から調べることができます。