「毎日欠かさずお手入れしているのに、朝起きるとお肌の調子が良くない…」と悩む人も多いはず。
メイクのノリが悪かったり、くすんで顔色が悪く見えたり、乾燥がひどくなったり、いつの間にかニキビができていたということも珍しくはありません。
そんな不調が出るときは、睡眠が不足していた質の悪い睡眠状態であることのサインです。
実は、睡眠と美肌の関係はとても密接なものです。
どんなにお肌のケアをしていても睡眠こそが美容の重要要素であり、生き生きとハリのある美肌への近道なのです。
それでは、毎日の睡眠だけで美肌が手に入る「睡眠美容」の3つのルールを紹介しましょう。
1、就寝時間は遅くとも午前0時までに
睡眠が「美肌を作り出す」ことは今や美容に興味ある人なら常識となっています。
睡眠時には一日の心身の疲れを回復させるためにさまざまなホルモンが分泌されます。
その中の一つ「成長ホルモン」はお肌の新陳代謝を促し新しい肌細胞を生み出すとても大切なホルモンで、夜22時ごろから翌2時ごろまでに活発に分泌されることも知られています。
この活発に分泌される時間帯から「お肌のシンデレラタイム」とも呼ばれています。
つまり、この時間帯で、特に睡眠に入ってほぼ3時間の間に深く質の良い睡眠をとることが「美肌の鉄板ルール」とも言えます。
もちろん就寝時間を一定に守ることが難しい場合もありますが、できるだけ午前0時までには眠りに入るように心がけるだけで翌朝のお肌コンディションは大いに改善するはずです。
2、軽いストレッチで体温を上げる
質の良い睡眠へと導くために体温の上昇は欠かせません。
最近では、シャワーだけで軽くバスタイムをすましてしまうため、体温が上がらずになかなか眠気が来ない場合もあります。
そんな時は、日中の緊張をほぐす程度の軽くストレッチ運動をしてみるのもよいでしょう。
体温を軽めの運動で一度上昇させ、下がりかけた時に眠りにつければそのまま質の良い睡眠へと入ることができます。
くれぐれも体が活動モードに入る交感神経が働きだすような激しい運動は控えてください。
3、お気に入りのアロマオイルでリラックス
なかなか寝付けない場合は、お気に入りのアロマオイルを使うのもよいでしょう。
一般的にはリラックス効果の高いカモミールやラベンダーなどが代表的ですが、自分の気に入った香りでリラックスできるものがあれば問題ありません。
「アロマオイルをたくほどでもないかな…」という人には、最近人気のルームディフーザーを自室に置いておくのもよいです。
香りはリラックスと促し意外と美容効果も高いので、是非活用してほしいアイテムです。
まとめ
以上、「睡眠美容」を効率よくする3つのルールを紹介しました。朝起きるたびに、お肌の調子が良くなっていくことを実感できるはずです。毎日眠るだけで美肌を手に入れるので「美肌は一日にしてならず」というのも納得できます。